ヨコモBD8 by広阪正美選手
ご存じ、レジェンド正美さん!現役を彷彿とさせる本気モードの走りは、観客を釘付けにしていました。
PRO SPEED エキスパートクラスの定番を想定して、アルミメインシャーシ仕様に張り替えましたが、安定はするものの、動かせるドライバーには、カーボンメインシャーシもタイムが出るのでは?という意見でした。
ボディは、Rush製LTCにヨコモごくらく4ウイング。正美カラーにペイントした定番ボディも用意してあったんですが、今回はこちらが手になじんだようでした。
パワーソースは新製品のBL-PRO4ブラシレスESCにRacingPerformer17.5Tの組み合わせ。
モーター進角35度で12.5φ×7.25ローターを使用。ブースト50度、ターボ7度で、ギヤ比は5.24でしたが、温度も60度以下で、特にストレートのキレイすぎる伸び方に目を見張るものがありました。
モーターをクーリングさせるファンには、新製品のアルミファンマウントを装着!しっかり付いてます。
最近のサーボは凄い性能ですよね。送信機、受信機、サーボの相性と性能を考察して
選んだり、変えてみると悩みが一掃されて激変する場合が多いです。
レース前日に急遽変更したのは、リアトーコントロールシステム。
装着後は予想通り「特に目立って変化は無く普通」とのことでしたが、
曲がるとか曲がらないとかよりも 、リアグリップをキャンバーでは無く、トー角で調整でき、左右グリップに差が生じた場合でも比較的簡単に補正できました。
特に、ストレートではトー角を少ない目にすることが出来るので、加速、伸び共に良好でした。
フロントはいたって普通のセット。スプールカップはアップデートされたバフ研磨タイプ。
レース後のタイヤ摩耗状態もこんなくらい。
基本的にいたって普通のセットですが、完璧な基本組み立てが出来ている前提です。
今回のマシンセットは、正美さんの手が無いとと言うものではなく、基本的におススメできるものですので、ぜひ参考にしてみて下さい。