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メンテナンス情報

組み立てやメンテノウハウなど

2014年7月23日 (水)

ガンベイド効率アップメンテナンス

こんにちは!店長です。

関西もようやく梅雨が明けましたね。

現在外の気温は32℃のカンカン照りなんですが、ピット、コースの

温度計は26.1℃と空気がひんやりと感じられるほどです。

ぜひ避暑に来て下さいね(笑)

今日は、ABC-HOBBYガンベイドのちょっとした新製品を取り入れた

オーバーホールのおススメをご紹介します。

新車投入後2年を経過したPRO SPEED号ですが、初期にくらべ

最近ギヤノイズが気になる様になって来ました。

理由を探るべく駆動系をバラして行くと、コレかぁ!と消耗してる部位が。。

Img_2902_1600

モータープレートから延びるスパーギヤシャフトとギヤケース内から

出ているカウンターギヤシャフトが減ってる?更にバラすと。。

Img_2904_1600

スパーギヤシャフトはまだマシですが、カウンターギヤシャフトに

850ベアリングで支持される部位2か所が減って段まで出来ています。

この左右にカウンターギヤが付くセンター軸ですので、中心が出て

回転している訳も無く、回転が振るであろう訳ですから音も出るんですね。

実はこのまま使いますと、ベアリングがバラバラに壊れます。

バラしたついでにギヤケース内のギヤデフや、ボールデフも

問題なければ、分解清掃とグリスアップ。気になるようですと

オーバーホールパーツを気持ちよく交換します。

あとでここだけバラすのは、億劫な部位ですからね。

Img_2901_1600

そして例題の部位を新しく設定されたスチール製のシャフトに

両方交換です!

直近のキットノーマルはこのスチール製ですが、従来のキットは、

アルミ製が付いていました。微妙に軽いのは良いのですが、

柔らかいアルミシャフトにステンベアリングが荷重を掛けて回転しますよね。

それでもかなり長期に持ちましたが、強度なら鉄製が勝ります。

Img_2905_1600

耐クラッシュ性も良くなりますので、シャフトが曲がりにくく、

ギヤを回す中心軸精度が高く、カウンター&スパーギヤまで回転精度が

良くなりますので、ギヤノイズもぐんと軽やかな音に変わります。

どう考えても駆動効率が良さそうな音になりました。

ついでに1510や850の各部ベアリングも新品にし、オイルを刺しておきましょう

Img_2906_1600

スパーギヤシャフトを装着する時に、ピン穴とピンの関係をこのように

なる様にしておけば、走行時のクラッシュでピンが抜け、

カバーとスパーギヤが外れて走行不能になるトラブルが極力防げます。

ここまでを分解する際にステアリングクランクもバラしますから、

630ベアリングの全数も点検し、不具合があれば交換しましょう。

走行テストも加速が軽いです!オプションのスチールカウンターギヤも

投入するとさらに軽くなります。

オーバーホール時期かなと考えてる方は是非お試しください!

2011年6月10日 (金)

いいマシンを作る為のツール達 Part1

こんばんは!最近特にオンロード、ドリフト共に、初心者さんが目立ち、ジュニア達も目を輝かせて練習している姿が多数見受ける様になりました。RC業界としても、次世代を担う事は非常に大事なところ。大歓迎しております。

しかし、いざ入門してみても、走らない走らせにくいとお困りの事は無いですか?

もちろん、テクニック上達に合わせてマシンの速度を合わせて行く事が上達には大事ですが、車の方はどうでしょう?

良く、説明書通りに組んで・・という事を言いますが、組む人のスキルで同じ車でも段違いに良く走るとか、走らせ易い車が出来る事は想像がつくはずです。走らない車は、上達の阻害をし、いつまでも上手くならない要素となります。早く、上手くなる練習をする為に、良く走る車を作る。そんな手助けをしてくれる工具や、調整ツールをご紹介してみましょう。

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まずは、基礎となるレンチ類。使いやすいレンチ類は、いいマシンを作る為の基本中の基本。タミヤなどのビギナー対象車種はビス類が+の頭ですが、+などの頭には規格が有って、JIS工業規格の+ドライバーを使う事が頭を舐めずに作業できます。ココは、タミヤ製工具であれば、自社のビス規格に合わせて有るので安心です。また、HEXビスと呼ばれる頭が六角のビスは、上級車種や、汎用のビスなどが採用しています。理由は、きちんとした合う工具を使う事を前提に、舐めにくく、作業が速い事。底面に使えば、そこを路面で擦って、ビスまで減った場合でもなんとか緩める事が出来ることなどで多用しています。

画像はサーキットなどで良く見るHUDY(ヒューディ)のレンチ。バネ鋼をビット(レンチの先)素材に使う事で非常に強いのが特徴です。プラスマイナス、ボックスレンチは別ですが、HEXで一番多用する2mmレンチは合うビスと合いにくいビスが有って、私の場合、3種の2mmレンチを使い分けてます。また、ビット先が摩耗したらビットだけ交換できるのもコストダウンにつながります。レンチは、この銘柄が絶対と言うのはありませんので、自分のスタイルや車種などに合わせて使うのがいいでしょう。

ビスは緩めるより締めるのが難しく、金属のビスをプラスチックなどの樹脂にねじ込む訳ですから、締めすぎると樹脂が負けて舐めることになります。感触で、グッと締めるのではなく、トンと締まるくらいに加減して締めて下さい、締めすぎはパーツを圧迫してどこにしても動く部位の動きを悪くしたり、ネジ山を舐めさせたりとロクな事になりません。「強く締めるのではなく、緩まない様に締める加減」これが大事です。プロの実車メカニックはここから勉強します。工具はネジの頭に合うものを、しっかりと差し込んで、回すこと以上に工具をネジの頭に押し付ける事を意識すれば、舐める事は少ないのです。

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さて、これは簡単に言うとパーツに穴を掘る?工具達です。右からピンバイス。穴の無い所に下穴を開けたり、開いた穴を更に広げる為に使います。最近の用途は、ダンパーのピストン穴を開けなおしたりとか。2本目から4本目はリーマーと呼ばれる工具。サスアームピンを通す穴がそのままではシブイ場合に、通すサスピン径より0.01~0.03㎜程度大きく拡大させ、キレイな穴に拡大できる工具ですが、同じ大きさのドリル刃では、カスが残りスムーズさに欠けますので、やはりリーマーの使用がおススメです。サスピンがガタ無くスルスルに動くように心がけて作業してみて下さい。

とあるメーカーの樹脂パーツは、ピンとの精度が良く、リーマー通しが不必要だった場合も有りますが、それも個体差があり、合わない場合も有りますので、動きが渋い場合はそのまま差し込まずにスムースになるよう加工してから組み立てるのが、後で走りに大きく影響してきます。

5本目は一番多用するタップ。樹脂パーツ等にネジをねじ込む場合に下ネジを切る工具です。通常の場所に使う右ねじタップとターンバックルの片側など、左ネジに使う左タップが有ります。樹脂に下ネジを切ると言う事で、ネジを垂直にねじ込む事が出来ます。フロントアップライトにキングピンをねじ込む穴などがそれで、斜めに開けたネジ穴にキングピンをねじ込むとCハブに対してアップライトの動きが渋くなり、ステアリングの動きを阻害する為、非常に走らせにくくなる要因となります。また、下ネジを切る事で、ビスを締め込んだ場合に余計なストレスを掛けないようになる為、樹脂パーツに歪みを生じさせない為にも是非、タップを立てる事をおススメします。

6本目は、ハブリーマー。マニアックな上級者用工具ですが、フロントナックルや、リアナックルのベアリングが入る9φもしくは10φの穴に使います。そこに挿入するベアリングが渋くて入らない時に、この工具で掘ると、スムーズにベアリングが入り、そのベアリングも圧迫されない為、中を通るシャフトの回転が超スムーズになります。こんな細かい事に、ベアリングのグレードの良いものを使ったり、良いオイルを使ったりすると、人より軽い駆動系が作れたと言う事につながる訳です。そう言った事は、まともにパワーに影響するので、加速や最高速にも現れてきます。モーターや、アンプでパワーを追求しても、駆動部分で機械的にロスすれば、余計な発熱と共にパワーもロスするので、気を付けて下さい。駆動系は軽さと、バルクヘッド装着幅など、走行時にシャーシが捩じれたとしても回転を圧迫しないような適度なガタを作る事が重要です。必要以上にシムなどで遊びを詰める事はロクな結果になりません。

7本目はボールエンドリーマーですが、ヨコモ、HPIなどの4.3mm用とタミヤなどの5mmボールエンド用があります。ターンバックルを作って、ボールにはめた時に、ボールエンドの動きが渋い時が有ると思いますが、ボールエンドのボールがはまる部分をこの工具で掘る(バリを取る?)ことで、ボールエンドの動きをスムーズに仕上げます。この部分は少々であれば、これを使わなくても、ボールエンドをボールにはめた後、ボールエンドの頭の部分をラジオペンチなどでグッと2,3回つまめばスムースになる事が多いのですが、ボールのはまる部分を高精度に仕上げたい場合に用いるこだわりの工具です。

さて組み立て時に便利な工具をご紹介しましたが、良い専用工具は、ラジコンを続ける限り、ほぼ一生ものです。次回は、組み立て後→調整etcに役立つ工具達をご紹介して行きたいと思います。